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11月27日、東海北陸自動車道荘川ICが開通した。ますます観光地としての高山が脚光を浴びる。
高山の郊外に人気を博しているテーマパークがある。祭りの森といって地元の高山祭りの屋台が展示されている。屋台は真新しく作られたものばかりである。屋台には様々な地方の伝統文化が生かされている。塗りは輪島で、彫刻は井波、豪華絢爛な金箔は金沢、屋台の前を彩るタペストリーは西陣織、細かい金具は高岡及び地元で作られる。元となる屋台の骨組みは高山の匠達、すなわち宮大工である。
この大きな屋台を収めてあるところがまたユニークである。山腹をドーム型ににくりぬいた大きな空間である。しかも岩盤が堅個なので地震の被害からも免れるし、美術品を紫外線や放射線から守れ、年中16℃の一定温度と60%の一定湿度地で美術品を展示した状態で保存できる。
おそらく中田社長の事だから掘りぬいた岩石を庭石として処分されたと思う。
現代の匠の技術を保存し後世に芸術作品として伝承しようと言うコンセプトは高山の地に文化の金字塔ともいうべき茶の湯の盛をオープンさせた。
小京都と呼ばれる町が全国に105箇所あるそうである。小京都から脱却して全国にひとつしかない中京都にしょう。工芸品も100年すれば文化になる。高山も神社や仏閣が多いが京都のような国宝がない。金閣寺や銀閣寺があるのだから銅閣寺を作ろうと思ったのが茶室、銅閣庵の計画である。
昆虫館をはじめていたので玉虫の輝きには人一倍関心があった。法隆寺の玉虫の厨子は1200年経った今でも輝きを失っていない。併設された茶の湯の美術館には、玉虫を使ったお茶の道具が展示されている。使った玉虫は想像も出来ないくらいの数であろう。
政治かも玉虫色と言われているが、この本物の玉虫色を見せてやりたいとユーモアもって皮肉っておられた
。
この先見性と分かりやすいコンセプトには頭の下がる思いである。こういう強烈な人がいないと町づくりや文化の積み上げは出来ない。今日は中田社長に多いに学ばせてもらいました。
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